地下水をヒートポンプ熱源に利用した養殖池加温システムです
一般的な養殖池の加温方式は重油焚きボイラーによるものですが、日鰻は全てヒートポンプによる加温方式です。
日鰻では独自に、高性能スクリュー冷凍機・高効率プレート熱交換器・満液式蒸発器等を採用した養殖池専用ヒートポンプユニットを開発しました。
ヒートポンプの熱源には豊富な地下水（20℃）を利用するため、冬季の低外気温時にも十分な加熱能力を発揮します。また、重油価格の変動に影響を受けず、従来式重油焚きボイラーに比べてトータルランニングコストを60％以上削減し、同時に、ＣＯ2 排出量も60％以上の削減が可能です。
熱源に利用した地下水は、5℃～15℃になりますので、プロセス冷却に利用可能です。
池の加温は既存の加温用コイルによる自動加温方法をとっており、ヒートポンプは完全自動運転のため、管理作業負担が容易となっています。
熱交換器
